ミシン専門店が実感した「手の力」

株式会社NO EXCUSEは長年にわたりミシン専門店を運営しており、多くのお客様と接する中で、ものづくりが心にもたらす影響を肌で感じてきました。お客様からは「ミシンで縫っている時間は嫌なことを忘れられる」「仕事で疲れていても、少し縫うと気持ちが落ち着く」といった声が聞かれています。また、ミシン教室では、作品作り以上に会話を楽しむ高齢者の方や、入園・入学準備を親子で一緒に進める家族の姿が見られ、ものづくりが単なる趣味を超え、人々の心や生活を支える大切な時間になっていることがうかがえます。

パソコンと裁縫のイラスト

英国書籍との出会い、そして確信

こうした現場での経験を重ねる中で、同社代表は英国で出版された「クラフトとマインドフルネス」をテーマにした書籍と出会います。そこに記されていた「Craftfulness(クラフトフルネス)」という言葉は、「手を動かすことで心を整える」という、長年ミシン店の現場で感じていた感覚をまさに言語化したものでした。この言葉に出会った瞬間、「これだ」と確信したといいます。

商標登録の意義と今後の展望

今回の商標登録により、「Craftfulness(クラフトフルネス)®」は単なる言葉ではなく、その思想や活動指針、文化的な取り組みとして体系的に展開していく基盤が整いました。株式会社NO EXCUSEは今後、クラフトフルネス®を軸に、ハンドメイド教室パートナー制度の構築、クラフトを活用したコミュニティ活動の展開、クラフトフルネス導入プログラムの展開、書籍出版および情報発信、そして日本ミシンブランド「RICCAR」(https://riccar.jp/)との思想統合などを進めていく予定です。

ミシンやソーイングに限定されず、編み物、刺繍、陶芸、木工といった様々なクラフト・手芸分野、心身のウェルネス、マインドフルネスの実践など、幅広い領域と連携しながら、この概念を文化として育んでいく構想が描かれています。

「作ること」を単なる趣味から「心のインフラ」へと昇華させ、デジタル社会だからこそ必要とされる文化として、日本から世界へ発信していくことを目指しています。

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